花粉症とハーブ

花粉症とハーブ

花粉、すごく飛んでいますね。このところ花粉症対策でハーブへのご相談・お問い合わせをいただくのですが、実は花粉症の方におすすめできるハーブは少ないのです…

 

理由の1つはスギ花粉だけのアレルギーでしたらいろいろ選択肢はあるのですが、ブタクサ・ヨモギもだめという場合ですと使えるハーブが少なくなってしまうのですね。

ブタクサ・ヨモギはキク科ですので使えないものがいくつもあるのです。ハーブの世界ではキク科は2大勢力(?)の1つですから。

もう1つの理由は、アレルギーはなくても合わないハーブもあるからです。食品ですとアレルギーや不耐性(症)がありますが、そこまではいかないものです。何かに対してアレルギーをお持ちの場合、免疫システムが過敏な状態ですので検査ではでていなくても身体にとってはストレスになってしまうハーブ(ハーブ以外もです)もあるからです。

 

ですので簡単に「これがおすすめです!」とは言えないのです。

 

例えば花粉症対策では免疫力を上げることも大切ですよね。ですので花粉が飛び始める前から対策を始めるのですが、よく知られているものではカモミールやエキナセアがあります。でもこられはキク科です、しかもカモミールは花をまるごと使いますから花粉もたっぷりです。

症状が出てしまったら抗炎症・抗ヒスタミンということでフィーバーフュー、ヤロウ、カレンデュラなども候補に上がりますがこれらもキク科です。

またデトックス機能も高めなきゃとか肝臓も元気にということでダンデリオン、バードックルート、ミルクシスル、アーティチョーク…これらもキク科なんですね。

 

これらのハーブは、比較的よく知られているものです。そしてブレンドにもよく使われます、それだけに実は注意が必要なのです。元気になるためのハーブがストレスになってしまうこともあるのです。

 

花粉症とハーブ ②

「キク科にアレルギーがあるんです…」という方はあまり聞きませんが、
「花粉症でブタクサもだめなんです…」という方は身近にいるのではないでしょうか。
ハーブを紹介するサイトでも「キク科アレルギーの方は控えてください」とはありますが、

「ブタクサやヨモギなどにアレルギーの有る方は控えてください」とまで書いてあるところ

はあまり見かけません。

これは店頭でのブレンドハーブのPOP書きでも同じです。

また商品パッケージの裏を見てもブレンドしているハーブ名は表示してあってもそれが

キク科のハーブだとは書いてないものがほとんどですね。

世の中には花粉症やアレルギー対策ティーとしてキク科のハーブが普通にブレンド
されているものもあります。
数種類のブレンドですから影響は少ないかもしれませんがそれでも身体にとってはどうでしょう?

ブタクサやヨモギにアレルギーのある方はハーブ選びは充分注意してくださいね。

ではキク科がダメでも安心の花粉症対策ハーブはといいますと
症状が出てからはシソ、ローズマリー、アストラガルス、ネトル、エルダー、ホワイトバーチ

あたりでしょうか。
シソ科のハーブは免疫系に働きかけるロズマリン酸を含むものが多いですからおすすめです。
特にシソとローズマリーですね。キク科がだめな方はこのシソ科を中心に選ぶと安心です。
アストラガルスは生薬では黄耆(オウギ)で免疫系に働くT細胞を活性化してくれますので
アレルギー全般におすすめです。ただしマメ科ですので、大豆アレルギーの方は控えてください。
ネトル、ホワイトバーチ(白樺)は抗ヒスタミン、エルダーは抗炎症ハーブとしてよくつかわれますね。

これらにはキク科は含まれていませんので基本的には大丈夫なものです。
ですが合わない場合もあります。
何かにアレルギーをお持ちの場合、体の免疫システムは過敏になっていますのでエネルギー的

な面もチェックしてからのご利用が無難です。ご利用の際は慎重に。

 

花粉症とハーブ ③

キク科がダメな方の花粉症対策ハーブの続きです。
前回挙げたもの以外ですと

デトックスにはクリーバーズ、イエロードック。
鼻や目、粘膜に月桃、アイブライト、マレイン。
それからパセリ、リコリス、ルイボスには抗アレルギー作用があるといわれていますから

おすすめです。
ただしリコリス、ルイボスはマメ科ですので大豆アレルギーがあれば控えてください。
またリコリスは副腎疲労にもよいのですが、摂り方には注意が必要です。

免疫力をあげるにはシベリアンジンセン、ホーリーバジル、パウダルコあたりもいいですね。
これらはキク科ではありませんので基本的には安心です。

ただし、繰り返しになりますが合うかどうかチェックはしたほうがいいです。

花粉症に限らずアレルギーをお持ちの方、アレルギー傾向のある方は免疫システムが過敏
になっていますのでアレルギーのあるもの以外でもストレスになるものがあります。
これはハーブに限らず、普段の食品でも同じです。

もしアレルギーをお持ちでしたら乳製品、白砂糖、動物性のタンパク質・脂肪はできるだけ
遠ざけたほうがいいですね。他にもありますが、これらはほとんどの場合ストレスになります。

ハーブが体に良いものの『足し算』ならば、これらは良くないものの『引き算』の部分です。
無理に我慢するのはストレスになってしまいますが、できる範囲で少しずつ折り合いを付けて
いくのがおすすめです。

花粉症とハーブ ④

【エネルギー的なチェック】はキネシオロジーでなければダメかというと必ずしもそうではありません。
機器でもできます。例えば【心拍変動】や【経絡のバランス測定】でも可能ではあります。ただこれらは、手軽さに欠けますし機器も必要です。

そこで一人でできるものに【コカの脈拍テスト】というものがあります。アトピーの名付け親でもある、coca氏が考案したものです。
自然療法ではよく知られているのですが、アレルギー(の恐れ)のある食品を探すテストになります。正式には1日14回1分間の脈拍数を測り、食べたものと共に3日間記録するものです。
アレルギーのある食品はストレス反応として脈拍数を増加させるので、それを探すのですね。

ですがこれもちょっとたいへんです、実食しないといけませんし…
そこでコカ式を簡略化した【Neuro-Lingual Test】をおすすめします。


その手順は
①まずは座って深呼吸をして安静時の脈拍数を1分間測ります。
②チェックする食品を口に入れ30秒~1分位噛んで味わいます。(飲み込ません)
③食品を口に入れたまま(舌の上にあるまま)で脈拍数を1分間測ります。
④測り終えたら食品は飲み込まずに出し、精製水で口をすすぎます。
※2分ほど休んだ後、1分間脈を計り正常に戻っていれば 別の食品のテストもできます。
 (もし正常に戻らなければ更にしばらく休み、正常値に戻るまで待ちます)

このテストは舌からの信号が脳へ行き、ストレスと捉えれば自律神経を介して心拍数を増加させることを利用するものです。1分間に4拍以上の増加は敏感なストレス反応の結果とされ、脈拍数が増えるほどストレスが強いとみます。

これなら試せる気がしませんか?ただし、脈拍数は1分間実測するのが推奨です。傾向を知るだけでしたら、スマホのアプリで食べる前後で測ってみるといいですよ。実際にいろいろなもので試してみると結構増えますので、あくまでも目安としてください。

このテストは脈拍を利用しますので服薬中(心臓や血圧の薬など)の場合には正しい結果が得られません。

また自律神経を介したテストですので、自律神経系の不調をお持ちの場合には正しい結果が得られないかもしれません。副腎疲労でも同様です。


なお、明らかにアレルギーのある食品(ハーブも含め)でのテストは控えてください。口の粘膜からの吸収は早くアレルギー反応を引き起こす恐れもありますので。

この口に食物を入れたままチェックする方法は、AK(アプライドキネシオロジー)における正式なやり方と同じです。ただやはり手間ですので、それを発展させて握ってもらったり体に載せたりしてエネルギー的にチェックする方法が普及しているのですね。

さて今回はチェック法についてでしたが、大切なことは体のために摂ったものでアレルギーやストレス反応を
惹き起こすことはできるだけ避けなければいけないということです。

特にハーブは医薬品ではありませんので、効果効能などを表示できません。注意書きも詳しくなかったりします。検索すればさまざまなサイトでハーブを紹介したり販売していますので、便利ですし助かるのですがその使用に際しては自己責任となります。

ですのでハーブ自体の必要な情報に加え、できれば合わないものではないかチェックも取り入れた上でのご利用をおすすめします。

花粉症とハーブ (補足)

数日前のコボちゃんと今日のコボちゃんです。

春らしい服装になっていたのですが、花粉は平気なんだなーと…

ところが実は忙しくなったようですよ。

現在コボちゃんは「春の全国交通安全運動」(4/6~4/15)のお手伝いをしています。お花見どころではないようですね。

 

前回の補足です。

正式な【コカ式脈拍テスト】は1日14回脈拍を測るのですが、3回の食事の際にそれぞれ食前と食後30分60分90分後に座って。それから朝起きだす前に横になったままと寝る前に座って測ります。

 一分間に6拍以上の増加は、過敏な反応としてアレルギーの可能性もあるとしています。

 さらに起き出してから座ってと立位でも測るといいようです。これにも意味がありまして、立位のほうが座位よりも脈拍が増えるならば環境からか食事の影響。

 また起き出す前の脈拍が他に比べ最小でないのなら、布団や枕のダストへの過敏性の可能性もあるとしています。

 

厳密にチェックするのは大変ですが、脈拍数の増加は何かに対してのストレス反応と簡単に捉えるとわかりやすいですよね。

 

ただし結構脈拍は増えますで、あくまでも参考程度にしてください。

私の場合ですが簡易版のテストでは、水も冷たいものではストレスのようで増えましたので…

ちなみにコーヒーは口に含んだままで2~3拍程度上昇し、飲み込んだ30分後も同じレベルでした。

体内に入ればカフェインが影響すると思いますが、短時間口に含んだだけでも同程度の反応を示すというのは面白いですよね。

 

みなさんもいろいろ試してみてはいかがですか。