ハーブ ㉟  (ギンコウ) 補足

前回の続きというか補足です。

 

「ギンコウ」は脳のアンチエイジング・ハーブとしてとても期待値が高いですよね。

ですが当店では「ギンコウ」をハーブティーでおすすめすることはほとんどありません。

おすすめするケースはもちろんあるのですが、その場合にはチンキ剤かエキス剤(サプリメント)にしてもらいます。

 

理由はティーですと有効成分を摂りにくいのに加え、ギンコール酸も心配だからです。

 

だいぶ古い調査ですが、平成14年に国民生活センターから「イチョウ葉食品の安全性」という調査結果が公表されています。

アレルギー物質であるギンコール酸が取り除かれていない健康食品による苦情があったことを受けてのものですが、イチョウ葉の粉砕物(粉末)やお茶もサンプリング調査をしています。

 

お茶の結果としては、葉そのものですのでギンコール酸が含まれているのは当然なのですが有効成分がほとんど検出されなかったのです。

急須で3分蒸らす方法で淹れていますが、お湯の温度については特記されていません。ですので淹れ方でも変わるかもしれませんが、お茶では期待するほど有効成分が得られない可能性が高いといえます。

 

更に漢方薬や生薬のように長時間の抽出(半分量まで煮詰める)でも有効成分は増えず逆にギンコール酸が増えるという結果だったのですね。

(あくまでも調査結果の1つではありますが・・・)

 

そのような理由で「ギンコウ」が必要な方には、お茶ではない形をおすすめしているのです。もちろんギンコール酸の処理をしてあるものでです。

一番のおすすめはチンキ剤ですね、ハーブティーなど飲み物にも加えられますから。

 

この調査結果は国民生活センターのHPで詳しい内容がご覧いただけます。「イチョウ葉」で検索してみてください。(またはこちらの 調査結果のPDFファイルのリンク から直接どうぞ)

 

ギンコウは魅力あるハーブの1つですが、使い方に注意が必要と言えます。効果を期待してブレンドすることもあるかもしれませんが、一考の余地があるのではないでしょうか。