『見える化』する各種測定-2

5つのバランスチェック【経絡バランス】【エゴギョウチェック】の説明になります。

 


④ 経絡バランス測定

経絡は単なる経穴(けいけつ:いわゆるツボ)の繋がりではありません。確かに経絡上に経穴があるのですが、もっと大事なことは五臓六腑と繋がっているということです。

 

ですので、経絡のバランスをみることで五臓六腑の状態も推測されるのです。すなわち経絡は観察点だけでなく治療点でもあるのです。

 

経絡から異常を捉え、経絡を用いてその異常を収めることができるのです。

これが簡易経絡測定システム(A-BI)の測定時の画面です。

 

拡大していただくと各経絡の代表測定点が全て指先にあるのが確認できます。

 

ここへ測定導子をあて、瞬間的に微弱な電流を流すことでその通りやすさの度合いを計測します。

 

手(腕)を通る経絡が6つ、足を通る経絡が6つのあわせて12の経絡が左右両側にありますので合計24になります。

 

 

  経絡についてはこちら ≫


こちらが「測定結果」です、拡大してご覧下さい。

 

評価は各経絡の測定値を左右で比較したり、陰陽(裏表の関係)の崩れ、全体の平均値からみて著しく高い・低いなどに着目して判断します。

 

下の2つは補助資料として、比較しやすいように表示を変えたものです。

 

同じ数値でも左右それぞれで12の経絡を表示するとわかりやすいケースもあります。



 

この『経絡測定』を読むポイントは、数字にはあまり拘らないという事です。

数値化しているのにおかしいと思われるかもしれませんが、その人の中での高い低いを比べますので、ざっくりと捉えてください。

 

どの経絡(の左右)が「高い・低い」「差が大きい・小さい」とみるので充分です。改善できたかの指標も数値がいくつ下がったというよりも、相対的に「差が小さくなった」かに着目するのが正解です。

 

何故かといいますと、電気の流れやすさは皮膚の状態に左右されますので季節やその時の健康状態によっても変化するからです。 

 

これは体全体の電気の流れやすさが変化するという事になりますから、数値化はするのですが評価では「数字そのもの」よりも「差の大きさ」のほうが重要になるのです。

 

※測定に使用する機器『A-BI』では、この影響を最小限にする為に測定プローブの皮膚との接触面には導電性の高いゲル状シートを採用しています。

 

また不感導子には超音波用ジェルを使用し肌に装着することで、導電性を高めています。

 

手の測定部位(井穴)
手の測定部位(井穴)
足の測定部位(井穴)
足の測定部位(井穴)

 【 測定点について 】

 

手足の指先(爪の際)にあるツボ(経穴)が各経絡の代表測定点になります。

 

ここは各経絡の始め又は終わりにあたるところで、専門的には井穴(せいけつ:水の流れに例え、井戸のように泉がトクトクと湧き出る処)といいます。

 

 例えば心経では小指の外側の端にある『少衝(しょうしょう)』が井穴で、代表測定点になります。(心経の流注図参照してください)

 

では電気の流れやすさや流れにくさは何が関連するかというと、簡単にいいますと電気を通しやすい体の中の水分(リンパ・血液等を含めた体液)になります。

 

働きが低下している所は血流など体液の循環も低下し、電気は流れにくくなります。

逆に働きが亢進している所は、循環が盛んになりますので電気は流れやすくなる訳です。 

 

これを経絡システムに応用するとエネルギー(気血)が過剰な状態の時は、体液循環も亢進し電流は流れやすくなります。反対にエネルギーが低下している時は、体液循環も低下し電気も流れにくくなるという訳です。

 

ただし、このエネルギー(気血)の大小や電気の流れやすさなどは個人差がありますのでその人の中での過不足(大小)ということになります。


⑤『エゴギョウ』でみる五臓と感情

『エゴギョウ』と聞くとご存知の方は「食養」もしくは「フラワーエッセンス」を思い浮かべるのではないでしょうか?

 

現在よく知られているのはこの使い方ですが、元々は交流分析を鍼灸分野に取り入れたのが東洋医学的な「エゴグラム」の使い方の始まりです。

 

当店でも『エゴギョウ』をフラワーエッセンスを選ぶ指標の1つとして用いますが、東洋医学的な診断の1つとしても用いてます。

『エゴギョウ』は交流分析の「エゴグラム」と東洋医学の「陰陽五行」を組み合わせたものです。

 

この「エゴグラム」は感情・性格の分析に用いるもので、50問の質問に答えていただくだけでその傾向がつかめるというものです。

 

そしてその傾向から、五行に分類されたフラワーエッセンスを探していくのがエゴギョウを応用した選び方になります。

 

 


東洋医学の五行と感情の関連性については、表のように7つの感情が対応しており「五志七情」といっています。

 

ある感情が強く現れる出来事があったり、長期間にわたって同じ感情にさらされると対応する五臓に変調をきたすのです。

 

また五臓のどこかに変調がある場合には、対応する感情の状態になりやすいという面もあります。

 

例えば、何かすごく怖い体験や驚くことがあると「腎」(腎臓)に影響し、逆に「腎」のバランスが崩れている場合には少しのことでも驚いたり、何かを恐れ不安になりやすかったりするということです。

こちらが結果のグラフです。質問表は点数化されており、集計しこの五角形のチャートに対応させるのが『エゴギョウ』のポイントです。

 

単に高い低いだけでなく、陰陽五行の相生相剋の関係性も考慮に入れながら評価していきます

 

例えばこのグラフでは相剋関係(相手を押さえつける力関係)が強くでています。

 

一番数字が高いのは「水」ですね。

 

そして水剋火といいまして「水」は「火」を消してしまうように押さえつける関係なのです。

 

その影響を受けて「火」が低くなっていると見ることもできるのです。

 


この水は五臓では「腎」(腎臓)ですから、感情では「恐れ」に対応しています。恐れは不安からくるものでネガティブな感情はこの恐れ・不安から始まるといわれています。

 

また、押さえつけられている火は「喜ぶ」(心臓)です。不安や恐れの感情に支配されていては、何事も楽しめず「喜べる」状況ではないですね。

 

さらに重要なのは心(心臓)は感情(五志七情)をコントロールする精神作用(神といいます)も司ります。ですので強い不安や恐れが長期化したり、解消できない状況は避けなければなりません。

メンタルストレスというレベルではなくなってしまう事もあるのです)

 

※ つまり恐れ・不安を軽減することがメンタルストレスのケアでは、一番大切ともいえるのです。

もちろん、恐れ以外の感情も大切ではあるのですが…)

 

こちらは「エゴグラム」、交流分析で用います。利点は山と谷が一見してわかることですね。

 

薄い青のエリアは『エゴギョウ』でみる際のものですが、いわゆる中庸(高くもなく低くもなくバランスのとれた状態)とみるところです。(例外もあります)

 

ですので基本的にはこのエリアの外にあるものは、バランスが崩れているとみます。

 

※高くても低くてもバランスがとれていないと東洋医学では見ます。

 


「エゴグラム」では各要素を【CP:厳しいお父さん】【NP:優しいお母さん】【A:合理的な大人】【FC:自由な子供】【AC:従順な子供】としています。

 

それぞれの特徴を例えて表現しているのですね。これは自我の状態をいうのですが、この例では【AC:従順な子供】の部分が強すぎて【FC:自由な子供】の部分を抑えていると見ることも出来るのです。

 

例えば周囲との協調性を気にするあまり自己主張・自己表現ができにくかったりする場合も…

 

 

エゴギョウチェックその後は

  1. エゴギョウからみた五臓・性格・感情の傾向をお伝えします。
  2. エゴギョウの結果も参考に「身体からの言葉」をきき最も適したエッセンスを探します。
  3. オラクルカードでそのメッセージをお伝えします。(カードセッションではなく、説明用です)
  4. エッセンスごとに対応するツボ(経穴)がありますので、セルフケアの仕方もお伝えします。

       具体例はこちらのページへ ≫  

 


こちらが、東洋医学である鍼灸の分野へ交流分析・エゴグラムを応用した研究の集大成ともいえる書籍です。(故 木下晴都先生 著:絶版)

 

『エゴギョウ』は感情・性格の傾向から五臓との関連性を捉えるものです。

 

フラワーエッセンスを選ぶ際にも力を発揮しますが、それだけではなく病の大元(おおもと)となる五臓の変調を探るツールの1つとしてもとても有用なものです。

 

ただし弱点もあります。定型的に決められた50の設問ですので、頻繁に利用するのは困難です。

 

そういった面から測定コースのみでの提供としております。その他のバランスチェックと同様に初回以降は、治療やセルフケアの効果の確認という意味で時折利用するのが効果的なのです。