経絡・チャクラと生命エネルギー

「生命エネルギー」 ≒「 気」 ≒ 「プラーナ」 呼び方は異なりますが本質は同じものですね。

 

エネルギーというとわかりにくいですが、東洋医学では「気」とは ” 形 ” はないけれども ” 働き ”としてあるものと捉えています。

 

これは『形はない』ので見えないのですが、生体に『何らかの働きかけをしているもの』と考えていただくと少しスッキリするのではないでしょうか。 

ボディワーク的なエネルギーワーク

一見すると矛盾しているようですが、それが東洋医学的なアプローチでもあるのです。

 

東洋医学では” 気血(きけつ) ”のめぐりを整えるといいますように、形のない” 気 ” と形のある” 血 ” の調整をします。ですのでもともとエネルギーワークとしての一面があるのです。 

 

鍼灸をしたり漢方薬を摂ったりと身体の内外から働きかけるのです。

経絡(けいらく)

経絡とは気血のめぐる通り道です。この経絡とは縦に流れる経脈と横につながる絡脈の総称です。そして経穴:けいけつ(いわゆるツボ)はこの経絡上にあります。

 

経絡と経穴の関係は、電車の路線と駅に例えられます。

 

○〇線というのが経絡でそこにある各駅が経穴にあたります。乗り降りのたくさんある駅もあれば、そうでもない駅もあったり始発駅・終着駅などと同じように経穴が存在するのですね。

 

そして電車が気血にあたります、経絡(路線)をめぐるのですね。

 

 

経絡イメージ ①
経絡イメージ ①

図①のように経絡(経脈)とは体表上では縦に流れるエネルギーのルートです。

経絡を診断や治療に用いるポイントはいくつかありますが、特に重要なのは

 

 ・経絡はそれぞれ五臓(六臓)六腑とつながっている。

 ・経絡にも経穴にも五行の性質がある。 

 

という事です。これを利用して五臓六腑の変調を経絡から捉え、経穴を使って経絡から五臓六腑を整えるのです。

 

図①では経絡はツボ(点)とツボ(点)を線でつないでいますね。あたかもこれが経絡のようですが…これは間違いではないのですが、経絡には体表のルートと体内のルートがありますので図②のようなイメージになります。

 

実線が体表上のいわゆるツボがあるルートで点線が体内で五臓六腑とつながるルートになります。

 

  よく用いられる14経絡のイメージ図はこちら  ≫

 


経絡イメージ ②
経絡イメージ ②
経絡イメージ ③
経絡イメージ ③

 

 

そしてもう一つ、実は経絡は線状ではありません。

ほとんどの経絡図では線で描かれているのですが…本来はもっと幅のあるエリアとかゾーン状なのです。

 

経絡は全身をカバーしていますので、色分けをすると実は隙間はなくかなりカラフルな?縦縞で表現できます。(図③)

 

ですのでツボ(経穴)以外のところもどれかの経絡に所属しているのです。

 


 

経絡は五臓(六臓)六腑とつながっていますので、その名前がついた経絡が12あります。

ですが経絡が12と表現するのは正しくありません。

 

正しくは1本しかないのです。左右もつながっていますが、12の経絡は全てつながっているのです。

これを古人は「環(たまき)の端の無きが如し」(輪のように端がない:切れ目がない)と言っています。

 

「循環図」のように気は12経絡中を循環しているのです。()書きが、経絡が接続する場所になります。

24時間で一巡しますので、各々2時間ずつ対応しその時刻にエネルギーが高まるのです。  

 

経絡循環図
経絡循環図

 

これについては理論的すぎるように思えるかもしれませんが、納得できることもあります。

 

一例としては喘息発作の時間帯との関連です。これは夜中から明け方に起きやすいのですが、肝~肺の時間帯にあたりますよね。

 

呼吸器の問題ですので肺なのですが、喘息を含めアレルギー体質の方は肝と肺両方のバランスが崩れていることが多いのです。

それゆえこの時間帯というのは影響がでやすいのですね。

 

もちろん自律神経的にも説明はつくといわれています。

アレルギー体質の方は副交感神経が優位の場合が多いのですが、睡眠時には交感神経の活動が低くなります。 

 

そうすると気管支を収縮させる副交感神経が相対的に更に際立ちますので、発作が出やすくなるといわれています。

 

 「循環図」中の紫色の字で書かれているのが五臓(六臓)につながる陰の経絡で、緑色の字が六腑につながる陽の経絡になります。

 

 



チャクラ

チャクラ(イメージ①)
チャクラ(イメージ①)

 

イメージとしては、①のような感じではないでしょうか?身体の正中線上に7つカラフルに並んでいるような…

 

でも実際には②のようなイメージでしょうか。ヨガをやられている方はくわしいと思いますが、プラーナ(いわゆる気)という生命エネルギーの通り道をナディ(管)といいます。

 

これが72000あるといわれていますが、その中で特に重要なものが3本あり、背骨の中を仙骨から頭頂まで貫いている1本とその周りをらせん状に取り巻きながら仙骨から鼻腔まで達する陰陽をつかさどる2本です。

 

そしてこの交点にあるのがメジャーチャクラといわれる7つです。

 


チャクラ(イメージ②)
チャクラ(イメージ②)

 

インドの伝統医学ではチャクラは外界のプラーナを吸収するエネルギーセンターといわれています。

 

ですからチャクラのバランスが崩れると、内外のプラーナの交流が出来なくなるのですね。

 

(自然界のプラーナを取り入れ、身体の隅々まで行き渡らせることで私たちの身体は健康を保てると考えられています)

 

また位置的にも内分泌腺と関係してるとされ、チャクラバランスの乱れが肉体や感情にも影響すると言われています。 

 


経絡図(正中近くのみ)
経絡図(正中近くのみ)

 

東洋医学(中医学)でも気功のように自然界の気を身体の中へ取り入れ循環させますし、経絡のバランスや気血の乱れが五臓六腑などに影響しますから本質的には両者は似たもの同士なわけですね。

 

もっとも同じ人間をみているのですから当然かもしれません。

インド周辺の人にしかチャクラシステムはないとか中国周辺の人にしか経絡システムが備わっていないわけではありませんね。

見えない生命エネルギーを別の視点から捉えたと考えられるのです。

(「経絡図」とイメージ②は、なんとなく似ていますよね)

 

 


チャクラ(イメージ③)
チャクラ(イメージ③)

 

両者の違いはというと『経絡』は気血が循環すると言いますように、エネルギー的な面でもより肉体に近いところを対象としています。

 

実際、気は皮膚のごく表面にあると捉えられており、「刺さない鍼」での経穴への刺激はこの皮膚を挟んだ浅い皮下~表在エリアの気を整えるものです。

 

一方、『チャクラシステム』では経絡のいう気のエリアよりも主に外側を対象としています。

 

そしていくつかの層になって広がっていると考えられていますね。

 

ですので、よりエネルギー的なものになります。「ツボ押し」というのは聞きますが、「チャクラ押し」は聞きませんよね?

 

そこでもうちょっとイメージを発展させると、③のような感じになります。

 

クラウンとルートチャクラはそれぞれ上下に開いています、その他のチャクラは前後に開き渦を巻いてプラーナを取りこんでいますね。またエネルギーの場が層になっています。



チャクラは渦を巻いて、花弁のようだといわれています。これが開いていれば、エネルギーの出入りができて自然界との交流が上手くいくといわれています。

 

ところが、閉じていたり渦が変則的になったりするとプラーナの交流ができなくなり、「身体やこころ」のバランスが崩れるのです。

 

チャクラの説明については、文献によっても異なりますのあくまでも参考としてください。

チャクラの対応

メジャーチャクラの対応
メジャーチャクラの対応
+α
+α

チャクラのバランスはどう整える?


音叉 3種類
音叉 3種類
カラーセラピー
カラーセラピー

ボディワーク的にバランスをとるには「不足は不足したもので補え」と同じで、エネルギーの乱れにはエネルギー的な調整が主になります。

 ですので、音叉それからフラワーエッセンス、カラーセラピーですね。チャクラバランスについてもいろいろな研究というか説がありますが、経絡・経穴システムを使ってバランスをとる手法もあります。


(ちなみに当店では音叉もチャクラ、経絡、内分泌腺の3種類から適用を探します。また経穴を使う場合には、『音叉でする鍼』も使います。)

 

チャクラのバランス調整も「見える」という特殊な能力でではなく、「身体からの言葉」をききボディワークとして調整することもできるのです。

 

※蛇足ですが、ハーブを使ってチャクラバランスをとることもできます。『五行ハーブ』のように、各チャクラごとに対応するハーブがあるのですね。(これをされているところはまだ聞いたことはありませんが…『チャクラ・ハーブセラピー』としていつの日か当店でも取り入れる日が来るかもしれません)